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  • 執筆者の写真おだぽひ

結婚に纏わるあれこれ『結婚するまでにする事』

どうも


『酢の万能さに驚きを隠せない』


オダです。


自炊派の私ですが、調味料で「酢」はほとんどと言って良いほど使ってこなかった。酢豚とか酸辣湯とか好きですけどなんかピンポイント調味料な気がしてて。自分のレパートリーにも入ってないし。


でも妻ちゃんが色んな料理に酢を入れるタイプなんですね。


「えー!それに酢を入れたら酸っぱくならない?!」



なんて慌てても


「酢って酸っぱくするだけじゃないから。」


なんてクール。恋の甘酸っぱさもなんのその(どういう意味)


で、出来た料理を食べると


あらやだ!こんなに甘みが増してまろやかに。


私「酢イーツだね!!」


妻「調子悪いの?」


いいえ通常運転です!!


そんな感じで二人で生活してると生活の幅が増えて面白いですね。お互い「これはこうした方が良いよ」とか「これって実はこうなんだよ」とか教えあったり学びあったり。

得意不得意も結構はっきりしてるんですが、それを面白がって学びつつお互い相手に任せてます。


自分はマメだけど雑な所がある。


妻ちゃんは大雑把だけど要所要所がきっちりしてる。


受け入れるとか共感というよりお互い学びあって楽しく生きてる。なので、なんか付き合ってから成長した感もあります。




さて、前回プロポーズには成功したがその後のことを何も考えてない続きです。


先ず最初に問題としてあがったのが


両家の挨拶。


付き合って同棲してることはお互いの両親には知らせていたものの会ってはいませんでした。

コロナの影響もあるんですが、いかんせんお互いの実家が遠い。


私は京都、妻ちゃんはなんと沖縄。


日本で観光都市で上位を占めてるこの一府一県のカップル。もう日本は我々だと言っても言い過ぎでしょう(その通り)


普通は会って


「娘さん!お父さんを僕に下さい!」


ってベタな下りのボケをやらなければいけない。が、プロポーズした時はガンガンのコロナ第2波。コロナ収束を待って挨拶いってからの結婚はいつになるか分からない。


あれ?


つまりはタイミング失敗?



妻ちゃんに相談。


「で、両親の挨拶どうするかな・・・」

「テレビ電話だね。」

「おぉ。その手があったか。」

「まぁ仕方ないよね。とりあえず親に聞いてみるね。・・・大丈夫だってー。」


え?もう?!



判断の速さ5G!!



ってな感じであれよあれよと妻ちゃんの両親へのご挨拶が決まる。で、私の両親にも連絡。


ちなみ去年の織田家は


・兄夫婦、二人目の子供が出来る

・弟の結婚


がありまして、最後に私が飛び込んだ感じです。


恐らく織田家には




が起こったと思われます。(詳しく知りたい人はバキを読んで)


なのでこの後、世界各国の死刑囚が織田家を襲いにやってくるかとビクビクしてます。


それはさておき。



で、やりました。リモート挨拶。

まぁこの時ばかりは便利な世の中に感謝しました。直接会うより緊張もしないし空気感とか感じなくても良い。妻ちゃんのご両親も寛容な方でリモートにも関わらず受け入れてくださって、宜しくお願いしますと。


で、うちの両親にも。

うちの両親はおっかさんが兄夫婦の所に行って親父さんが家に残っていたのでちと手間取りましたが無事に妻ちゃんのことを紹介出来て、頑張りなさいと。


普通なら仕事休んで日程合わせて、チケット手配してという段取り。なんならここでひと悶着あったりもするんだろうが、全部LINEで解決。揉める瞬間皆無。


二人で


新世代カップルだな


と昭和生まれがほざいてました。


とりあえず親の承認は得た。


次はいつ婚姻届けを出すか。年内なら私がいるが年明けすぐに仕事で一か月いなくなる。かといって証人にサインをもらったりしなければならない。なかなか厳しい。



私「年内なら二人で出せるけど・・・どうしようか?」

妻「・・・二人で出す必要ある?書類提出だけでしょ?」

私「え?二人で出さないの?」

妻「え?だって役所に紙渡すだけよ。私、市役所の前で写真撮るとかダセェからやらないよ。」

私「撮らないの?記念とか!」

妻「いやだから紙出すだけでしょ。私、一人で出せるよ」

私「そうだけど・・・。すんごいあっさりしてる。冷やしトマト!!妻ちゃんの冷やしトマト!!」

妻「調子悪いの?」

私「通常運転です!」

妻「証人とかも決まってないし、良い日調べてそこに出そう?」

私「確かに・・・。まだ慌てるような時間じゃない。」

妻「仙道出てきたね」




織田の中の仙道が出てきて落ち着きを取り戻す。仙道はいつだって落ち着きをくれる。


というわけで婚姻届けを出す日を探す。

これがまた色々ある。大安とかなんか色々あるのは知っていたが、もうなんか色んな角度である。日本恐るべしだ。


と思っていたら妻ちゃんが


マヤ暦を見始めた。


マ、マヤ?!


失われた文明の暦?!


私は日本の暦でいっぱいいっぱいなのに、妻ちゃんはいとも簡単にマヤ暦と日本の暦やらを照らし合わせる。


妻ちゃんはとんでもない占い師、世界の母になるつもりか




慄いてるてると、


妻「色々考えると1月16日が最速で良い日だね。」

私「そ、そうなの?」

妻「天赦日と一粒万倍日の重なるのが一年で3回しかなくて、マヤ暦的にも私達には悪くないからこの日にだそー。多分今年最強。」


天赦日と一粒万倍日withマヤ


天は赦す、一粒が万倍な事を。マヤも一緒に。




もう全然分かんない!!僕の地球をどうするつもりなのさ!!


っていう事は言わずにクールに


「それでいこう。妻ちゃんよ任せた。」


という事で最強の日に婚姻届けを妻ちゃん一人に出してもらう事が決定。



いやはや妻ちゃんの男らしさに感動だ。と思ったりしたが、ここで男らしい女らしいという事についてふと思う。

ここまで読んでなんとなく思うだろうが、どっちかというと私の方が女々しく、妻ちゃんの方がビシッとサバッとして男らしい。


二人でも良く「逆だねー」


とか笑いながら話したりもするが、結論「そんな世間一般の考えとか縛り関係なくないか」という話になる。妻ちゃんとは結構深い話もしたりする。ジェンダーについても話すが二人とも基本的には「性別とかでどうとかって本当にナンセンスな縛りだよね。その人の中身と個性が一番。」って結論になる。なので、我が家では男だから稼いでしっかりするとか女だから家事を完璧にこなすとかの概念がない。


出来る人がやるべきで、頼れる所は頼る。


なので、顔合わせも婚姻届けも、それ以外の事も割とスムーズに決まる。そこにはコミュニケーションがしっかりあって、プライドとかそんなものが存在しない。これは凄く幸せな事ではないかなと思ったりする。


話が少し逸れた。


かくて、互いの両親の顔合わせと婚姻届けに関しては決まった。次は結婚指輪だ。


本来、婚約指輪を持ってプロポーズしたりするのが普通なのかもしれないが、購入せずにプロポーズした。

それは色々調べましたよ。おかげでインスタやネットの広告は指輪ばかりなった。が、もう分からない。選択しがありすぎるし、高い。簡単に選べるものでもない。デザインも全部同じ見える気もするし、全く違う気がする。つまりはもう分からない。

妻ちゃんには良く分からないパニック状態のときはもう正直に「分かりません」というようにしている。見栄やプライドはいらない。っていうかそんな時は大体失敗する。



そもそも私にとってダイヤモンドは


永遠の輝き


よりも


砕けない




こちらのイメージしかない。妻ちゃんに謎の槍の先を刺して、スタンドをプレゼントしてしまったらえらいこっちゃ。

帰ってきて、ジョジョ立ちで待ち構えてたらどうすればいいか分からない。


なので、


私「婚約指輪はさ、なんかそのどうしよか?」

妻「え、私に聞く?」

私「もう買ってないから聞く、聞いてやるさ!」

妻「まぁ、いつか一緒に選んでプレゼントしてよー。例えば結婚10年の記念とかにさ。」

私「あぁ!それは良いね!」

妻「ダイヤモンド宜しくね」

私「砕けないように頑張る。」

妻「は?」

私「い、いや。その、あ!あれ!結婚指輪どうしよか?旅に行く前に買えたら励みにはなるよねー」

妻「そうねー。新婚で夫がいないしね。」

私「ギャフン!!」

妻「まぁ、欲しいねーやっぱり。」

私「明日の休み、プラっと見に行ってみるか。デートでさ」

妻「あ、良いね!とりあえず見てみよー!」


という事で、次回



織田、結婚指輪見に行くってよ


の回!!




さて、指輪エピソードは次回にして、それとは別にここからは少し結婚というものについて書く。


自分の中では結婚したというのは男女の関係性において重要な事だと思っていた。


結婚したから・・・

夫なんだから・・・


とか。だから、少し結婚というものに資格とか覚悟がいると思っていたし責任もあると思っていた。


が、妻ちゃんは


「書類上とか苗字は変わるけど、関係性は変わらないでしょ?それはそれよ。今のままが良いから結婚したんでしょ?」


と言ってくれて凄く気持ちが楽になっている。これは凄く大事な事だなと思っている。なんでもそうだが、何かが一歩進んだりするとどうしても頭でっかちになるところがある。

こうでなければならないとかああしなければならないとか。


夫婦生活


なんて自分では未知の領域だから、プロポーズ前は妙な張り切りというか力が少し入っていた。

がプロポーズ直後に、それを言われて「あぁ。大丈夫だ。」と感じた。先にも書いたがプライドなんてものが妻ちゃんの前から消えた。


恐らく、今後も色々あるだろう。




それはとてつもなく難しいことかもしれないが、本質的に「何がどう変わっても二人の関係はいつまでも一緒」と思っていれば、イライラもしないし責任もない。


仕事なら決定に責任がなければいけないし成長もないが、夫婦生活においては責任のない決定にこそ成長がある気がする。

お互い初めてのことばかりだ。しかも、今後の人生もずっと二人で生きていく。これにどっちがどうとか貴方が決めたとかになってくると歪がくる。




誰のせいでも誰の手柄でもない。二人のせいで、二人の手柄だ。責任なんてものはない。



そんな事を何となく思いながら生活している。


そんなカッコいい妻ちゃんだが、良い事を言って私がホッとした直後に


「ちなみに、結婚したから別れるのが難しいとかダメとかもないからね。『あ、無理だー』ってなったら私、結構決断早いから。」


って言われて、ギャフン!!ってなったので優しく抱きしめておきました。



今回はこんな所で。


ではまた。




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