top of page

オラムNo.2『楽しさに追い込まれる』

  • おだぽひ
  • 2018年3月4日
  • 読了時間: 5分

週1更新をもう早速破りぬいていた掟破りの織田です(敢えてプラスに持っていく方針)

まぁ、しょうがない。ここ2週間は何故か有りえない感じのスケジュールにしてしまった私と世の中の理のせい(難しくしてプラスに持っていく方針)

話の枕として、前回書いたタイミングの話で、私が飲み会の話のタイミングが壊滅的に悪い話をしたのはご存知でしょうか?

はいご存知だという前提で話していきます。

昨日、飲み会があった。8人くらいで、演劇の話をしていた。白熱していて、聞いてうんうんとなっていた。で、話が途切れたから、私も真面目な話をしようとしたら

注文の品がきた。

当然途切れた。

タイミング悪いねぇ!

と言われて、そうなんですよー。とか言いながらくじけず話していると、横の人が食べようとしたコンニャクが私の膝に

コロコロコロ

と転がってまた途切れた。また挫けずに話そうとすると、また注文の品が来た。

周りも、狙われてるんじゃないって笑いが起きた。

自分で感じていたものが、周りと共感できた瞬間だった。

帰り道に泣いたのは言わずもがなである。

書いたしりからこうなるなんてもう、死ぬまでこの地獄に付き合わなければならないのだろう。飲み会で仕事を確保するなんて言葉があるが、私にはその可能性はないだろう。道が一つ閉ざされた気分だ(笑)

というわけで。。

2月22日~25日まで野口卓磨さんのW.Sにアシスタントとして参加していました。2チームに別れ、朝から晩まで4日間みっちりとやったわけです。

それはそれは濃密な時間だった。悪魔でもアシスタントなんで、メニューにがっつり参加するわけでも説明だったりをするわけでもない。野口さんと参加者のアシスタントをするわけだから、なんだったら一番体力は使っていないはずなんだが、どうにもこうにも疲労感はすごかった。

そして、参加者が一日目と四日目では明らかに目が身体が変わっていて感動すら覚えた。それは素晴らしい4日間だった。ここで、何が行われて、どうなったかを書くつもりはない。これは読んだ所で伝わるものではない。

ただ、あの空間、参加者を私は尊敬してやまなかった。それだけは書いておく。

そして、その空間を作り上げた野口さんを改めて尊敬し、感謝している。

で、その流れで、チラシ撮影やら舞台監督の仕事、そしてオーディションがあった。それはそれはハードな毎日が続いて少しだけ落ち着いた。

で、オーディションの話。どんな内容、何のオーディション(勘のいい人は分かるだろうけど)は伏せる。ただ、野口さんのワークショップでの流れからのオーディションは物凄く幸せな流れだった。

オーディションではあるから凄く緊張したけど、その場は自分にとってとても素敵な空間であった。

カレーの口になってた時にとびっきりのカレーを与えられたように、一日一日が遊んでるようだった。

それもその空間を造り上げてくれた主催者側の懐の深さのお蔭であるのだけど、ピリピリしたものではなく、その場であった人と如何に楽しく自分を、相手を使って表現できるかしかなかったような気がする。

知り合いの方が来ていて、オーディションが終わった後に話していたら、その人が

「受かりたいは受かりたいけど、この場であの人と一緒に遊んでる感じがもう幸せだよね。光栄だよね。」

と言われて、凄く共感した。

結果は当然欲しい。けど、夢のような一瞬一瞬があって、終わった後でもあの時を思い返して、凄い時間だったんだなぁと思ったらニヤける。それだけで十分受けた価値はある。

大金を手に入れたわけでも、直接的な評価を受けたわけでもない。結果は分からない。体力的には自分のせいだけど追い込まれてはいた。が、それを凌駕する楽しさがずっと続いていた。

精神は時には体を凌駕する

とはこういう事かと思った。とにかく充実した期間だった。追い込まれるのは決して楽なことではないけど、その中でしっかり一個一個楽しめるようにしていく、楽しめるものを選んでいく事がこの世界では大事なんだなと改めて思った。

当然楽しいだけではやっていけない世界だけど、それは売れてから考えればいい。なんせ私は売れかけてる一歩手前のスタートラインにいる身分(勝手に言ってるだけww)

根底を捨てるにゃまだ早い。

頑張っていかねばならぬということ。追い込まれるくらいが丁度いい。追い込まれてからが勝負。

そんな原点に立ち返りつつ、充実した2週間だった。

2月は久しぶりの余裕がある期間だぜ、あれもしてこれも見て、飲んで喋って酔っぱらって、みたいな事をするつもりだったけど、結果やっぱり有難いことに演劇漬けで終わってしまった。

来週からは舞台監督の仕事。

いよいよ手広くなってきた。役者としては会話劇のエンタメ江古田のガールズにいるけど、アングラっぽい(何がアングラかは分からんけど)のからダンス公演までやるし、チラシデザイン、舞台監督、演出助手、最近は照明のバラシも覚えた。

本当によくわかんなくなってきた(笑)

まぁ一個一個、与えられたことを丁寧にやっていくしかない。何かは何かに繋がるのだモットーでそこにしか活路が見いだせない人間やさかい。

とまぁ、今回はこんなところで。コラムとかいってブログみたいになった。次回はなんかテーマについて書いたりしたいな。

ではまた。


 
 
 

Comments


©2018 by keisuke oda. Proudly created with Wix.com
 

bottom of page